これは朝のきりん組の様子です。それぞれ好きな遊びを楽しんでいます。
ところがこの後…
何と不審者が侵入してきました!(園長です)
目出し帽の男性が棒のようなものを持って暴れています。(訓練です)
きりん組の佐野先生、さすが剣道二段だけあってモップの柄で不審者に立ち向かいながら
(危ないので真似しないでください)子どもたちにぞう組の部屋に逃げるよう促しています。
ところが子どもたちは呆然としています。
驚きの余り身動きが取れなくなっていたのです。
ホイッスルを吹き、ぞう組の川野先生や駆け付けた他のクラスの先生たちが子どもたちを誘導します。
しかしぞう組に繋がる扉が逃げる勢いで閉まってしまい、さらに慌てる子どもたち…。
何とか避難完了…かと思いきや
いつの間にかカーテンの中に隠れていた女の子二人が出てきて先生たちは大慌て。
二人の避難を終えた頃には全員疲労困憊です。(本気度ゆえに)
不審者訓練をする度に思うのですが、不審者対応の正解はどこにあるんでしょうね。
マニュアルは整備していますが、不測の事態に思いもよらない行動をとるのは
子どもだけではありませんし、火事や地震に比べるとパターンが読みづらい性質があります。
捨て身で侵入してくる不審者に対して、子どもはもちろん職員も守るにはどうしたらいいのか…
日々情報を集め、シミュレーションしていくしかないのかなあと思います。
本日の訓練についても、しっかり反省し今後の対策に役立ててまいります。